泡恋ゴシップナイト
RYOは、アタシにもソートーのドラッグだ。非常階段でイカされて、つい夢中になって抱きしめて…。
今や伝説のバブル時代に、みちるは女子高校生だった。「オマエやぁらしいね」。マハラジャのVIPルームに出入りし、憧れのクラブDJに非常階段でイカされながら、一途な黒服とつかの間の恋を紡いで…。彼女を取り巻くさまざまな男女の日常と非日常、煌びやかなミラーボールに彩られたゴシップな日々は、出会いと悲しい別れが交錯する濃密な時間。あの時代があったからこそ、みちるは、自分に相応しい男と出会い、幸せを育むことが出来た…。バブルに咲いた恋と友情の物語。