Xmas Romance 恋は裸ではじめよう
「こんなのは初めてだ。君と出会って僕は自分が男だと思い知った」。視線が絡まった瞬間、ふたりは近づき唇を重ねて――。
朝倉修二は、30歳にして外資系保険会社日本支社のCEOとなった男。特定の恋人を持たず、あまたの女性と一夜限りの関係を楽しんできたが、取引先から薦められたお見合いの相手に押し切られて、婚約。心ときめく女性に出会ったことがない彼は、人生こんなものかとあきらめていた。独身最後のクリスマスイブ。泥酔した修二は、これまでに経験したことがない“至福の時間”を過ごす。だが、その相手は弟の恋人――!? 勘違いから生まれた本当の恋を描いたラブストーリー。